2023年お葬式用語辞典

お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。

「む」から始まるお葬式用語

迎え火とは、客人や神霊をお迎えするために炊く火のことを指します。主に神迎えや婚礼、葬式において使用されますが、一般的には迎え火はお盆に先祖の霊を迎え入れるためにたく野火のことを指します。

 

一般的には、7月13日または8月13日の夕刻に執りおこなうことになります。地域によっては、御招霊など個人ではなく大掛かりな形でおこなうケースも多いです。迎え火自体は以前から存在していましたが、年中行事として定着し始めたのは江戸時代からと言われています

 

また、迎え火が派生したものとして盆提灯が存在します。盆提灯も先祖の霊を迎え入れるための目印となり、先祖の霊が滞在している証であるとされています。盆提灯の風習は鎌倉時代から存在しており、竿燈や五山送り火のように発展したケースや、送り火に変化したものもあります。

 

送り火に正式な形が存在しませんが、一般的には家の門口や辻で皮を剥いだ麻の茎を折って積み重ねて、着火する形が取られます。また、麦藁を焚きながら「盆さま盆さま、お迎え申す」と大声で叫んで、子供がその火を持って再び火を焚くことがあります。

 

墓から家までの通路に108本の白樺の皮を竹につけて、順に火をつけて墓から山まで先祖の霊を迎えるという形を取る場合も多いです。なお、最近では火災の原因になることもある関係上、焙烙の上で焚いたり盆提灯に電灯を灯すことが多く、装飾のみで迎え火とする場合も多いです。

無宗教葬とは、自由葬とも呼ばれており、特定の宗派や宗教の決まった儀礼方式や伝統的な作法で葬儀を執りおこなわない葬儀のことです。宗教者による読経や説教なども執りおこなわず、故人とお別れをすることになります。

 

宗教者を呼ばない関係上、僧侶による読経や焼香なども省略されます。読経の代わりに黙祷、焼香の代わりに献花をおこないます。無宗教葬の特徴としては、設営や演出などを自分好みの内容にアレンジできる点があります。

 

よって、故人を想起しやすく故人らしさを押し出した葬儀を実現できる点が魅力的です。具体的には、故人が好んで聞いていた音楽をかけたり、花を添えたり等の自由な演出が可能となります。特に、葬儀内容について故人の希望があるケースでは、無宗教葬を選ぶ場合が多いです。

 

無宗教葬については、古くからの風習を排除して執りおこなうため、ほかの遺族から反対される場合があります。ただし、首都圏を中心に利用者が微増しているという事実があります。一般的な仏式の葬儀においては、故人に戒名を付けてもらったりお経を読んでもらったりすることになりますが、無宗教葬の場合は戒名は必要なくなります。

 

ただし、お寺に納骨する場合は戒名がないと拒否される場合があり、菩提寺がある場合は相談することをおすすめします。無宗教葬でもお経を読んでもらうことは問題ありません。読経の希望がある場合は、事前に葬儀社に依頼できるかどうか相談してください。

 

ほかにも、無宗教葬では自由なスタイルの葬儀が可能となる反面、内容を決定するのが難しいデメリットがあります。

 

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六七日とは、故人が亡くなられて42日目、またその日に営む法要のことを指します。没後に受ける裁きについては、六七日で6回目となります。前回の裁きである五七日においては、閻魔大王により転生する六道の世界が決定されます。

 

そして、六七日は変成王が裁判官を担当し、生まれ変わるための条件が言い渡されるのです。六七日は、檀弘忌という別名がありますが、「檀」は施しを、「弘」は広くという意味があります。

 

故人の死から学んだことをベースとして、人の悲しみがわかって優しい人間であるようにという教えが説かれているのです。また、六七日の守護仏は弥勒菩薩となります。六七日法要は、以下のような流れで進行します。

  1. 施主の挨拶
  2. 僧侶の読経
  3. 参列者の焼香
  4. 僧侶の法話
  5. 施主の挨拶

 

なお、現代では二七日から六七日までの中陰期間の法要について、省略するケースが多いです。

 

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