葬儀は、基本的な流れが決まっており、粛々と執り行われます。
ただ、中には故人を思ってオリジナルの葬儀を行いたいというニーズがあるのも事実です。
形式にとらわれない葬儀を行いたい場合、選択肢に入るのがオーダーメイド葬儀です。
では、オーダーメイド葬儀とはどのような内容で行われるのでしょうか?
ここでは、オーダーメイド葬儀について解説します。
オーダーメイド葬儀とは?
オーダーメイド葬儀とは、一般的には自由葬で無宗教葬という位置づけられることが多いです。
昨今、特定の宗教や宗派を持っていない方が増えていますし、そもそもこだわりもないという方が増えています。
日常生活において全く宗教を意識していない中で、葬儀のときだけ宗教を意識しなければならないことに疑問を感じることがあります。
オーダーメイド葬儀では、宗教ごとの葬儀の形式や地域の習わしを重視するのではなく、故人や遺族の意思を反映できるのが魅力的です。
火葬前に行う葬儀とは別に、火葬の後にお別れ会や偲ぶ会という形が取られるケースもあります。
特に、有名人の場合は故人にちなんだ演出が行われたりしますが、これもオーダーメイド葬儀の一つと言えます。
オーダーメイド葬儀は費用がかかるの?
オーダーメイド葬儀のニーズとして、無駄な演出はすべて排除して、あくまでも最低限の内容で執り行いたいという場合があります。
この場合、費用としてはスタンダードな葬儀と比較して低く抑えることが可能です。
逆に、故人を盛大に送り出したいという場合は、会場や祭壇だけでなく、音楽や装飾などすべてにこだわることが多いです。
この場合、300万円を超えることも多くあります。
オーダーメイド葬儀は大変!
実際にオーダーメイド葬儀をしようとした場合、あくまでも自分でプランニングを行わなければなりません。
もちろん、葬儀社によってはある程度のプランが用意されているケースもありますが、比較的短時間でどこまで凝った葬儀ができるかを考えるのはとても大変です。
他にも、あまりに今まで行ってきた事を省きすぎると、特に年配者からよく思われないケースも想定されます。
また、無宗教のオーダーメイド葬儀行って、焼香など宗教儀礼を省くと、葬儀会場で何もすることがなくなり、手持ち無沙汰を感じたり故人にどのようにして気持ちを伝えればよいかわからなくなるケースもあるので要注意です。
しっかりと考えて行えばオーダーメイド葬儀もおすすめ
オーダーメイド葬儀は、何も考えずにただ行うだけでは、結果的に良い葬儀にならないケースが多いです。
しっかりとプランニングすることで、より有意義な葬儀にすることもできるので、周囲の意見も参考にしつつオーダーメイド葬儀も検討したいですね。
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