2023年お葬式用語辞典

お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。

りん

鈴とは、仏具の1つでありお鈴と呼ばれたり錀と記載する場合があります。鈴は、鈴台」などとともに使用する形が一般的です。鈴は、縁を棒で打ち鳴らす形で使用します。鈴台と呼ばれる台の上で、鈴布団と呼ばれる中敷を敷いて、その上に鈴を乗せて使用します。

 

勤行の際、経典などの読誦の開始や区切り、終了の合図として鈴を打ちます。また、合掌を解く合図としても打つ場合が多いです。鈴を打つ際に使用する棒のことを鈴棒や撥などと呼びます。

 

鈴の形状は、鉢状または壷状であり、サイズとしては仏壇では直径が二寸三分から五寸程度の小型のものを使用することが多いです。直径が六寸以上の大型の鈴は、主に寺院用仏具として使用されています。

 

ただし、寺院用のものは鈴ではなく磬子、磬、鏧と呼称されます。縁が厚くなって、色も黒く漆を焼付けたものが多い特徴があります。デザインとしては一般に丸型や六角型が多く、真宗大谷派では正六面体の形状をした専用の鈴台を使用するのが正式な形です。

 

鈴台側面の透かしの形状によって、以下のような種類があります。

  • 後平型
  • 八猪目型
  • 壺繰型

 

真宗大谷派では、鈴台を畳の上に直接置く形が正式な作法です。小型の鈴台の場合、畳の上におくと打ちにくいデメリットがあり、経卓などの上に置いて使用することも許容されています。

 

大谷派専用の鈴台を使用する場合、雲輪を使用するのが一般的です。小型の鈴台の場合は「雲輪の略式として金襴輪を使用しますが、鈴ふとんは使用しません。

 

真宗大谷派における鈴の作法としては、撥は鈴内部に収納する形となり、リン棒台は使用しません。勤行中に撥を置く場合は、鈴台の上の雲輪の右側に置くのが作法となります。

 

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