2023年お葬式用語辞典

お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。

「に」から始まるお葬式用語

新盆とは、故人がお亡くなりになって四十九日法要が終了し、次に迎える最初のお盆のことです。初盆と呼ばれることもあり、特に厚く供養する風習があることで知られています。

 

お盆の時期については、地域によって異なりますが一般的には8月13日から16日までとなります。東京や神奈川など一部の地域においては、7月13日から16日におこなうことがあり、これは新のお盆と呼ばれているのです。毎年、お盆の時期にはお墓参りをしたり自宅の仏壇の大掃除などを実施します。

 

ご家族が揃ってお墓参りをしたり、親族や故人の知人を呼んだりして供養を行います。それに加えて、僧侶を招いて法要を行い、その後会食をするという流れが一般的です。

 

一般的な8月13日から16日までのお盆については、13日は盆の入りと呼ばれ、先祖の霊を自宅へ迎える日です。この日に盆棚を準備したり、迎え火を焚いて先祖の霊が自宅に戻るための準備をします。

 

14日と15日は、お墓参りをしたり、親族知人を呼んで供養する日となります。僧侶を招いて、法要や会食を執りおこなう形が一般的です。16日は盆明けと呼ばれており、お盆の間帰ってきた先祖の霊を見送ることになります。

 

夕方などのタイミングで送り火を焚いたり、地域によっては精霊流しをおこなったりします。

 

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二十五回忌とは、二十三回忌と二十七回忌の代わりとして、亡くなって24年目に執りおこなう年忌法要のことを指します。一般的に十三回忌や二十七回忌は耳にする機会がありますが、二十五回忌は滅多に行なわないケースが多いです。

 

通常、1周忌を執りおこなった後は下一桁に「3」と「7」が付く年に年忌法要が執り行われます。二十五回忌は、下一桁に「3」と「7」が付かないため通常は行いませんが、あくまでも二十三回忌と二十七回忌の代わりとして実施するのです。よって、二十三回忌と二十七回忌を執りおこなうのであれば二十五回忌は不要です。

 

二十五回忌は、満24年を過ぎない日に法要を執りおこないます。基本的には、参列者が集まりやすい土日を設定する場合が多いです。基本的に平服で参列しても問題なく、他は通常の年忌法要と同じ形で実施します。なお、二十五回忌以降は三十三回忌や五十回忌で弔い上げとするケースが多いです。

二十三回忌とは、年忌法要のひとつであり、故人が亡くなったあと満22年目の命日に行う法要のことです。仏教においては、一周忌の後は三と七のつく年に年忌法要を執りおこなって、故人の供養を続けます。そして、故人が亡くなった年を1年目とする数え年で、23年目にあたるため二十三回忌と呼ぶのです。

 

二十三回忌の後は、二十五回忌や二十七回忌などを執りおこないますが、宗旨や宗派の考え方や地域の風習により実施可否が異なります。また、三十三回忌を迎えたタイミングで、弔い上げと呼ばれる故人が極楽浄土へたどり着いたため法要の節目としてそれ以降は年忌法要を辞める場合もあります。

 

なお、弔い上げについても宗旨宗派によって考え方が異なり、三十三回忌や五十回忌で弔い上げとする場合が多いです。神道の場合、十年刻みの式年祭が一般的となり、十年祭の次は二十年祭として執りおこないます。

 

年忌法要は回数を重ねると、に故人の死から時間が経つことになり、法要の規模を縮小したり省略したりするケースがあり、二十三回忌でも同様の傾向が見られます。

二十七回忌とは、故人が亡くなられてから満26年を迎える、祥月命日に執りおこなう年忌法要のことを指します。通常、七回忌以降の年忌法要については規模を縮小する傾向があり、二十七回忌も家族や近しい親族だけで営まれるケースが多いです。

 

二十七回忌は亡くなってから27年目の法要であると誤解されがちですが、満26年目であるため注意が必要です。その理由としては、故人が亡くなった日のことを忌日といいますが、故人が亡くなった日がすでに1回目の忌日となるためです。

 

二十七回忌は、別名で忍光忌と呼び、仏様の光を偲ぶという意味があります。なお、キリスト教においては特定の期日は存在しませんが、日本では仏式の日程に合わせたタイミングで、故人を偲ぶ会を開く場合があります。

 

二十七回忌は二十三回忌の次に執りおこなう法要となりますが、宗派によっては省略する場合や代わりに二十五回忌を執りおこなうケースもあります。

日蓮宗とは、日本仏教の宗旨の1つで法華宗とも呼ばれています。鎌倉時代中期に、日蓮により興されており、かつては日蓮法華宗とも呼ばれていました。日本仏教の宗派の1つでもあり、1872年に政策「一宗一管長」制に基づいて合同した、日蓮門下の全門流の宗号です。

 

1874年には、日蓮宗一致派と日蓮宗勝劣派に分かれ解散していますが、1876年に日蓮宗一致派が公称を許された宗号となります。1941年には、三派合同により解散して三派合同により成立した現行の宗教法人・日蓮宗が誕生しました。日蓮宗は、身延山久遠寺を総本山としています。

 

日蓮宗は鎌倉時代に出現されましたが、基本思想として末法の乱れた世のすべての人を救って、この世界を平和な仏国土とするため、その生涯を捧げられた法華経の行者日蓮聖人の教えを信奉する教団となります。

 

日蓮宗の中心的な経典として、法華経があります。法華経の功徳を信者が施し信仰を深めるため、法華経の功徳が込められている「南無妙法蓮華経」の7文字のお題目を唱える修行が、最重要と考えられています。

 

「南無妙法蓮華経」のお題目を繰り返し唱えることで、法華経への信心の深さを示すことが可能です。また、死後には「霊山浄土で釈迦牟尼仏にお会いして、成仏することができる」というのが、日蓮宗の教えとなります。

 

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