2023年お葬式用語辞典

お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。

「れ」から始まるお葬式用語

霊供膳はとは、仏壇にお供えする御膳のことを指します。霊供膳を供えて、故人やご先祖さまへのおもてなしをおこないます。霊供膳は、5つの椀に白飯や料理を盛って、お茶や箸と共に仏壇に供えるのが一般的です。

 

霊供膳は、以下5つを用意します。

  • 親椀(おやわん):白飯を山盛りで盛り付ける
  • 汁椀(しるわん):お味噌汁やお吸い物を盛り付ける
  • 平椀(ひらわん):煮物を盛り付ける
  • 壺椀(つぼわん):煮豆や胡麻和え、なますなどの和え物を盛り付ける
  • 高坏(たかつき):香の物を盛り付ける。3切れではなく2切れ盛り付ける

 

霊供膳をお供えするタイミングとしては、以下のような法事や法要時です。

  • 四十九日
  • お盆
  • お彼岸
  • 祥月命日

 

霊供膳は故人やご先祖さまへお供えする食事となりますが、ずっと供えておくと食べ物が傷んでしまいますので食べ物が悪くならないうちに下げるのが一般的です。他にも、食事が冷めた時を故人が召し上がり終えたタイミングと考えて、食事が冷めた段階で下げる方法もあります。

 

なお、宗派によって備え方が異なるため、注意が必要です。

霊祭とは、神式において葬儀を執りおこなった場合に実施する忌日法要のことを指します。仏教では、四十九日などと同様の儀式に該当します。家を守る神様となったご先祖様を祀る行事となり、追悼の儀式という側面もあります。

 

神道においては、仏教の法要に該当する追悼儀式を霊祭または式年祭と呼んでおり、故人の死後100日までの儀式を霊祭として、一年目以降の年忌法要を式年祭と呼ぶのです。仏教の法要においては、お寺で執りおこなうケースもありますが、霊祭の場合は自宅や墓前で執りおこなうのがルールです。

 

式年祭の中でも、仏教の一周忌に該当する一年祭は重要であり、大規模な祭祀になるケースが多いです。また、葬儀以外においても各神社が一定の期間毎に開催している祭祀も式年祭と呼ばれています。伊勢神宮の式年遷宮であったり諏訪大社の御柱祭についても、式年祭に該当します。

 

主な霊祭としては、以下のようなものがあります。

  • 十日祭(とおかさい):死後10日目に執りおこない、仏教の初七日法要に該当する
  • 二十日祭(はつかさい):亡くなられてから20日目に執りおこなう
  • 三十日目(さんじゅうにちさい):亡くなられてから30日目に執りおこなう
  • 四十日祭(しじゅうにちさい):亡くなられてから40日目に執りおこなう
  • 五十日祭(ごじゅうにちさい):亡くなられてから50日目に執りおこない、仏教の四十九日法要に該当する
  • 清祓の儀(きよばらいのぎ)・合祀祭(ごうしさい):五十日祭の翌日に執りおこなう
  • 百日祭(ひゃくにちさい):亡くなられてから100日目に執りおこなう

霊璽とは、御霊代とも呼ばれており、仏教において位牌に相当するものです。霊璽は故人の霊の依り代となるものとして知られています。通常は、霊璽は白木で造られるのが一般的です。位牌と同様に、故人一人ひとりに作られる場合と、繰り出し位牌を代表とするように数人の故人をまとめた霊璽も存在します。

 

霊璽には、位牌と異なり霊璽を覆うカバーのようなものも存在しています。霊璽は、中国の儒教がルーツであると考えられています。儒教においては、先祖の霊魂がその家を守るという思想が存在し、祖先の霊を移した御霊代を祀り祖先祭祀を執りおこなっていました。

 

その祭祀で使用していた、ご先祖や両親の姓名や位官を記した木の板は位版や神主、木主と呼んでいたと言われています。これが、禅僧により鎌倉時代に日本に伝えられたものの、庶民まで広まったのは江戸時代以降となります。神道においては霊璽、仏教ではお位牌として受容された形です。

 

霊璽の場合、通常は故人や先祖ひとりの御霊に対して、1本用意するのが一般的です。ただし、近年では住宅事情により、10人程度までまとめることが可能な繰り出しタイプの霊璽も増えています。これにより、祖霊舎のスペースが限定されていたり、数家族分の御霊を預かっていたりするケースで役立ちます。

 

霊璽には、お祀りされる方の神様の世界での名前となる霊号が書き込まれます。鞘を外して中の木の棒状の部分に記載して、再度鞘を被せた状態でお祀りします。なお、一般的に男性には大人命、女性には刀自命というおくり名が付与されます。

霊前祭とは、神道における霊祭のことを指します。その中でも、翌日祭や亡くなられた後10日ごとに執りおこなわれる毎十日祭は、霊前祭と呼ばれるケースがあります。霊前祭は、通常は神社では執りおこなわず、自宅や斎場で実施するのが一般的です。

 

主な例前妻としては、以下があります。

  • 十日祭(とおかさい):死後10日目に執りおこない、仏教の初七日法要に該当する
  • 二十日祭(はつかさい):亡くなられてから20日目に執りおこなう
  • 三十日目(さんじゅうにちさい):亡くなられてから30日目に執りおこなう
  • 四十日祭(しじゅうにちさい):亡くなられてから40日目に執りおこなう
  • 五十日祭(ごじゅうにちさい):亡くなられてから50日目に執りおこない、仏教の四十九日法要に該当する
  • 清祓の儀(きよばらいのぎ)・合祀祭(ごうしさい):五十日祭の翌日に執りおこなう
  • 百日祭(ひゃくにちさい):亡くなられてから100日目に執りおこなう

 

霊前祭では、はじめに洗米や塩、水、故人が愛用していたものなどを供物として神前にお供えして、玉串奉奠を執りおこないます。玉串とは、神様の宿るとされている榊の木の枝に対して、紙垂と呼ばれる紙を麻で結びつけたものを指します。玉串は依り代とも呼ばれ、神様への捧げものであったり神様の御霊が宿るとされているのです。

 

奉奠には、謹んでお供えするという意味合いがあり、玉串奉奠は神様に玉串を謹んでお供えするという気持ちを表している形です。

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