お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。
「エンバーミング」とは、遺体を保存処理する技術のことで、遺体保存などの目的で行われます。一般的には、遺体に防腐剤や消毒剤などを注入し、身体の腐敗を防ぎ、また化粧や衣装などを施して、死後も自然な姿で安置することができます。
主に葬儀業界や殯仏施設で行われることが多く、一部の宗教・文化・国で一般的に行われています。ただし、一部の宗教・文化・国では、エンバーミングが禁止されていることもあります。一般的なエンバーミングの手順は以下のようになります。
1. 遺体の洗浄と消毒
– 遺体をきれいに洗います。
– 消毒剤で消毒します。
2. 血液や体液の除去
– 血液や体液を除去し、体内の菌や細菌の繁殖を防ぎます。
3. 防腐剤の注入
– 遺体の内臓からは排出されにくい場所に、防腐剤を注入します。
4. 見た目の改善
– 遺体の整形や化粧を行い、穏やかな表情や自然な色合いを出します。
5. 衣装の着衣
– 遺体に衣服を着せ、供養にふさわしい姿にします。
エンバーミングには、遺体保存だけでなく、葬儀式の品位や処理のしやすさを考慮して行われる場合があります。
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