お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。
落慶法要とは、寺院において新築や修理の完成を祝う法要のことを指します。寺院で建物を新築、再建、修繕などをおこなう場合に、檀家や信徒から寄付を集めて大がかりな工事をおこなうことが多いです。
工事が終了した後に、落慶法要で本山から僧侶が集結して、檀家を集めた上で祝賀法要を執りおこないます。その際、落慶法要の祝儀を包んで完成をお祝いします。落慶法要では、本尊などの開眼法要であったり入魂のための落慶入魂式、落慶入沸式などを執りおこないます。
なお、規模の大きな落慶法要では稚児行列などが行われることが多いです。神社では、落慶式という名前の祝賀儀式がおこなわれます。もし参列する場合は、服装については特に決まりはないものの、フォーマルなスタイルで参列するのが一般的です。
関係性 | 目安金額 |
親族 | 1万円〜5万円程度 |
工事関係者・法人としてお付き合いがある | 3万円〜5万円程度 |
檀家・信徒・友人・知人 | 5千円〜3万円程度 |
落慶法要自体が、数十年に一度お壊れるような大きなイベントであり、参加する機会は早々ありません。落慶法要はあくまでもお祝いですので、くれぐれも喪服で出席しないように注意してください。
落慶法要はお祝いの席となる関係上、参加される場合はご祝儀を持参します。お札はお祝い事を意識して、新札を用いるのが一般的です。また、金額については以下が目安となります。
祝儀袋については、慶事用を選んで紅白または金銀で蝶結びもしくは花結びで結ばれた水引のものを選択します。