お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。
永代供養とは、永遠に故人のためにお経を読んで位牌を供養し続けることです。一般的には、永代供養に参加するために、葬儀後に一定の費用を支払います。その費用は、葬儀を行う会社や寺院で管理され、その収益を使って永代供養を続けていくことができます。
永代供養は、故人を長く大切に思い、尊重するための方法の一つとして、多くの人々に利用されています。永代供養には、以下のような種類があります。
1.個人永代供養
個人名で位牌を作成し、永遠に供養します。自分自身や自分の家族などを対象とすることが多いです。
2. 法要永代供養
法要永代供養は、法要を定期的に開催し、故人を供養します。参加者は一定の期間、毎年法要に参加し、お経を読み上げたり位牌にお供えをします。
3.合同永代供養
複数の人が入っている位牌を作成し、永久に供養する方法です。互いに縁を持つ人たちが位牌に参加し、故人を供養します。
「エンバーミング」とは、遺体を保存処理する技術のことで、遺体保存などの目的で行われます。一般的には、遺体に防腐剤や消毒剤などを注入し、身体の腐敗を防ぎ、また化粧や衣装などを施して、死後も自然な姿で安置することができます。
主に葬儀業界や殯仏施設で行われることが多く、一部の宗教・文化・国で一般的に行われています。ただし、一部の宗教・文化・国では、エンバーミングが禁止されていることもあります。一般的なエンバーミングの手順は以下のようになります。
1. 遺体の洗浄と消毒
– 遺体をきれいに洗います。
– 消毒剤で消毒します。
2. 血液や体液の除去
– 血液や体液を除去し、体内の菌や細菌の繁殖を防ぎます。
3. 防腐剤の注入
– 遺体の内臓からは排出されにくい場所に、防腐剤を注入します。
4. 見た目の改善
– 遺体の整形や化粧を行い、穏やかな表情や自然な色合いを出します。
5. 衣装の着衣
– 遺体に衣服を着せ、供養にふさわしい姿にします。
エンバーミングには、遺体保存だけでなく、葬儀式の品位や処理のしやすさを考慮して行われる場合があります。
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