お葬式では聞きなれない言葉をよく耳にします。
葬儀用語を五十音順でまとめていますので、ぜひご利用ください。
十三回忌とは、仏教の伝統,に従って執りおこなう法要のことです。具体的には、故人が亡くなられた年から数えて、満十二年目の命日に取りおこなわれます。なお、三回忌以降は満年齢ではなく数え年で数える点に注意が必要です。
十三のタイミングで法要をおこなう意味としては、法事自体が故人が亡くなられてから以下のタイミングで、三と七に関連する周期で法要をおこなうためです。
仏教では、3と7には迷いを離れる道を歩むという思いがあります。亡くなられた大切な人を偲びつつ、自分の心や身の回りを見つめ直す機会として十三回忌を執りおこなうのが一般的です。十三回忌では、通常の年忌と同じような形で執りおこないますが、規模は小さめとする場合が多いです。
また、回忌法要と概ね同じ手順で執りおこなわれ、十三回忌といっても特別な事はおこないません。僧侶が入場したら読経してもらい、その後故人と関係が深い人から順に焼香をおこないます。そして、僧侶による法話を聞いて僧侶が退場して終了、その後会食する流れとなります。
ほかの回忌法要と同じように、十三回忌でも菩提寺にお布施を渡しますが、お布施の相場は1万円から5万円程度となります。