人生の中で、予期せぬ出来事が起きることがあります。
昨日まで元気にしていた方でも、突然死を迎えることもあるのです。
それが身内であれば、なおさら驚くばかりですよね。
突然死は病死などのケースもありますし、不慮の事故なども想定されます。
では、仮に旅先で身内が突然死した場合、どのようにすればよいのでしょうか?
突然死はどのようなケースで発生する?
突然死とは、予期していない突然の病死のことを指して急死とも言います。
厳密に言えば、発症から死亡までの時間が24時間以内という医学的定義があります。
突然死の原因にはさまざまなものがありますが、最も多いのが心臓病によるものです。
具体的には、急性心筋梗塞、狭心症、不整脈、心筋疾患、弁膜症、心不全などがあります。
心臓病に原因する突然死のことを心臓突然死と呼ばれており、急性症状が発症してから1時間以内と短時間で死亡することも多く、瞬間死とも呼ばれています。
心臓突然死は年間約5万人以上もいて、特に多いのが急性心筋梗塞です。
その他では、脳に関連する病気や事故、事件に巻き込まれるなどによって旅先で突然死を迎えるケースが想定されます。
突然死が発生したらどうすれば良い?
旅行先など、自宅から離れた場所で亡くなったケースでは、自宅もしくはご自宅近くの安置施設へ移動させる必要があります。
亡くなった地域の葬儀社などに依頼するのが一般的で、 病院などで死亡が確認された場合は死亡診断書、変死など警察が関係したケースでは死体検案書が必要になるので入手してください。
なお、死体検案書がない状態で遺体を運ぶことは禁止されているので注意しましょう。
そして、遺体を地元に輸送することになりますが、これは葬儀社だけでなく遺体搬送専門業者に依頼することも可能です。
具体的にはどのようにして搬送するの?
遺体の搬送は、陸送、海上輸送などがありますが、距離や移動経路などによって費用が大きく異なります。
また、早朝や深夜、冬場は割増料金になることもあります。
また、ご遺体の状況や距離によってはエンバーミング が必要になる場合があります。
遺体搬送は、営業用自動車に与えられる緑ナンバーが必ず装着されることになります。
自家用車でのご遺体搬送は法律違反となるために、注意してください。
葬儀社に依頼するのがおすすめ
旅先で突然死した場合は、陸送などで地元に移送するのが一般的です。
ただ、どの輸送方法がベストであるのかについては、プロである葬儀社に相談するのがおすすめです。
広島の葬儀・お葬式は日本終活セレモニーまでご連絡ください。