葬儀を行う時に、特に困るのが香典の扱いです。
お金に関することですので、特に慎重に対応しなければなりません。
ただ、慎重に行えば行うほど時間がかかる傾向にあり、特に大きな規模の葬儀となるとなおさらです。
また、香典帳の作成も結構手間がかかる作業です。
では、香典帳をどのようにすれば効率よく作成できるのでしょうか?
ここでは、香典帳を効率よく作成する方法について解説します。
香典帳とは?
まずはじめに、香典帳について解説します。
香典帳とは、葬儀においていただいた香典が、誰からいくらいただいたのかを記入する帳簿のことを指します。
基本的には、香典を持参した方が書くものではなく、喪主側が記入するのが一般的です。
ただ、実際には喪主は葬儀では忙しく対応しなければならないために、代理人が対応することになります。
香典帳をつける主な理由としては、香典返しをする際に必要になるためです。
よって、誰からいくらいただいたかを正確に記入することが重要です。
他にも、いただいた弔電や供花、供物の情報なども合わせて記載しておくと後々役立ちます。
芳名帳との違いは?
葬儀において記入するものとして芳名帳があります。
芳名帳には、会葬者全員の氏名と住所を記入してもらうことになります。
一般的には、葬儀に参列する際に受付で香典を渡したタイミングで一緒に記入していただくのが一般的です。
一見すると香典帳と同じに見えますが、香典帳には香典の金額が記載される点が大きな違いです。
香典帳でよくあるトラブル
香典帳において、トラブルが発生することが多々あります。
特に多いのが、香典帳を記帳する際に合計金額と現金とが合わないという点です。
単純な計算間違いであるのか、またいただいた際にすでに金額が合っていないのかなど、合わない理由は多々ありますが、お金に関するトラブルとなるので絶対に避けたいものです。
香典帳に紙で記載すると、金額の記載ミスや字が曖昧で読みにくいなど些細な原因でも、発生することがあります。
パソコンなどを用いて管理するのがおすすめ
実際に香典帳を作成して管理しなければならなくなった場合、ぜひ利用したいのがパソコンなどのデバイスを用いた方法です。
先に解説したとおり、手書きの場合は字が読みにくいなどのトラブルが発生することがあります。
その点、EXCELなどの表計算ソフトを使用すれば、入力ミスしない限りは読み間違いは起こりにくいです。
また、関数により自動計算させることによって、計算ミスも回避できます。
EXCEL以外でも、フリーソフトなどを利用すれば無料で香典帳を作成できるのも魅力的です。
トラブルを発生させないように注意しよう
香典帳は、お金を管理することになる重要なものですので、正確に作成しなければなりません。
思わぬトラブルを発生させないように、今回紹介したような方法を積極的に取り入れましょう。
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