私が家族として葬儀をすることになった背景は、喪主である父が90歳と高齢であったことと、私が長男だったことです。またこの葬儀社を選んだのは、以前祖母もお世話になったこと、我が家から一番近いこと、地域の方もよく知っていることが理由です。
この葬儀社にお願いしてよかった点は、まず深夜にもかかわらず、遺体を搬送してくれたこと、そして次に葬儀社の担当者が朝早く寺の住職さんとの打ち合わせの場をセッティングしてくれたことです。
また通夜の段取りと通夜に来られる方のおおよその数、通夜終了後の親族の食事の手配、葬儀の準備や葬式当日の朝食の手配など、必要なことや段取りをわかりやすく説明してくれたおかげで、私がすることは通夜の来客数とお葬式の来客数、食事をするおおよその人数と「数出し」だけでした。
担当者はにこやかな方で、母の死に装束を付ける際には、丁寧に所作などを説明してくれました。葬儀での電報の順番などを決める際にも、一般的な順番などを教えていただき大変助かりました。また一番困っていたお寺の住職様に渡すお布施に関して、地域の相場や渡す方法などを詳しく教えていただき、通夜・葬儀はもちろん、納骨や四十九日までのお布施のことについて悩むことはありませんでした。