先日、日本終活セレモニーで福祉葬(生活保護)を執り行いました、広島市中区の田辺さまにお話を伺います。
よろしくお願い致します。先日はほんとうにお世話になりました。
亡くなられた方は、田辺さまのご親戚の方でしたね。
はい、私の父のお兄さんにあたりますので、おじさんですね。おじさんにはお子さんがいなかったので、私が子供の頃は、夏休みなどによく海に連れて行ってくれたんです。奥さんを亡くされてから晩年は、安佐北区の井原市ほうに引っ越されて、それから交流がなくなっていたんです。先日、広島市の高齢者巡回員の方から「亡くなった」と連絡をいただきました。
そうだったんですね。田辺さまがおじさまのご相談にいらしたとき、おじさまは生活保護を受けていらしたとお聞きしました。お子さんもいらっしゃらず扶養義務者がいなかったとのことでしたので、福祉葬(生活保護)を提案させていただきました。
はい、私も子供の時からかわいがっていただきましたので、「亡くなった」とお聞きした時はほんとに悲しかったんです。晩年は縁遠かったのですが、葬儀は私が執り行なおうと決めて、日本終活セレモニーさんに伺いました。それでも葬儀はお金のかかることですので心配していたのですが、田中様から「福祉葬(生活保護)の申請ができる」とお聞きして、パッと視界が広がったように思いました。
はい、広島市の場合、喪主や故人さまが生活保護者だったばあい、条件がありますが、「葬祭扶助制度」を利用して、ご負担0円でご葬儀が可能なんです。田辺さまのおじさまは、条件に合ったのでよかったです。ただ、葬儀内容に条件があり「火葬のみ」が認められています。お坊さんなどの宗教者も呼べず火葬のみとなっています。
田中さまから、その「葬祭扶助制度」のお話を聞いて、派手なことは好きではありませんでしたし、晩年引きこもったような生活でした。子供もいなかったこともあり、おじさんらしい葬儀だな、と思ったものです。それでも当日は、わたしのいとこも3人来てくれて、みんな久しぶりに再開しました。おじさんがみんなを集めてくれたんですね。
おじさんは、みなさんが子供の頃は、自分の子供のように思っていたのかも知れませんね。ご葬儀は、田中さまからご連絡を頂いて、霊柩車でお迎えに上がり、日本終活セレモニーで安置させていただきました。ご葬儀のお話を頂いた時から、福祉葬(生活保護)ですすめていましたので、自治体への申請もスムーズにさせていただきました。火葬する前に申請をしなければならない制度なので、場合によってはバタバタするものです。
はい、田中さんの段取りもよく、ほんとスムーズでしたね。ありがとうございました。
おじさまのご遺骨はどうなさるお考えですか?
そうなんです。お墓を建てても墓守する人もいないので、遺骨は一部いとこ3人でメモリアルペンダントにして、あとは海洋散骨にしようと思っています。おじさんの仕事も海に関連したものが多かったですしね。
そうでしたか、海洋散骨のお手続きも、日本終活セレモニーで承りますので、お気軽にご相談ください。
ありがとうございました。またうかがいます。