母が突然の心不全で倒れ、救急搬送された病院で息を引き取りました。享年78歳でした。呉市の焼山地区で40年以上暮らした母は、「海の見える我が家が一番好き」といつも言っていました。通夜を行わない一日葬で、しかも自宅で見送ることを決めたのは、母の生前の希望と、仕事の都合で遠方から駆けつける親族への配慮からでした。
日本終活セレモニーに依頼したのは、インターネットで呉市内での自宅葬の実績を調べていた時、こちらの会社の口コミ評価が非常に高かったからです。特に「急な依頼にも柔軟に対応してくれる」「自宅葬の経験が豊富」という点に惹かれ、すぐに電話をしました。電話口での対応も非常に丁寧で、「明日の一日葬でも問題なく対応できます」と即答してくださったことに安心しました。
担当者の方は当日中に自宅まで来てくださり、母を安置する部屋の準備から式の進行まで、詳しく説明してくれました。一日葬は通夜を省略するため、告別式のみをしっかりと執り行う形式です。限られた時間の中でも、母を丁寧に見送れるようにと、様々な提案をしていただきました。祭壇は母が大切にしていたリビングに設置し、瀬戸内海を望む窓際に白い胡蝶蘭を飾ることになりました。
葬儀前日、スタッフの方々が祭壇の設営に来られた際、母の人柄や趣味について尋ねられました。母が生前、地域の料理教室で講師をしていたことを伝えると、「それは素敵ですね」と、母の教え子たちが送ってくれた花を祭壇の一角に飾る提案をしてくださいました。こうした心遣いが、母らしい温かい雰囲気を作り出してくれました。
告別式当日は朝から晴天で、母が愛した瀬戸内海の景色が窓から美しく見えました。午前11時に開式し、僧侶による読経の後、参列した親族や友人たちが一人ずつ焼香をしました。呉市内からだけでなく、広島市内や東広島市から駆けつけてくれた方もおり、母の人柄を偲ぶ温かい式となりました。
一日葬という短い時間でしたが、決して慌ただしさは感じませんでした。それはスタッフの方々の細やかな時間管理と配慮のおかげです。参列者への案内、焼香の順番、火葬場への移動手配、全てがスムーズに進みました。特に火葬場への移動の際、高齢の親族が多かったため、ゆっくりとしたペースで誘導してくださったことに感謝しています。
母が長年暮らした焼山の自宅から、海を見ながら旅立てたことは、母にとっても私たち家族にとっても幸せなことでした。日本終活セレモニーの皆様の支えがあったからこそ、母らしい心温まる一日葬を実現できました。呉という土地で、母の思い出と共に生きていく決意を新たにしています。




