祖父が老衰で、広島市安芸区矢野の自宅で95歳の生涯を終えました。祖父は「葬儀は簡素でいい。家族だけで静かに」と生前から話していました。高齢で友人もほとんど他界しており、私たち家族は祖父の遺志を尊重して、自宅での直葬を選択しました。
日本終活セレモニーに相談したところ、「直葬でも、故人を大切に送る気持ちは変わりません」と担当者が温かく対応してくださいました。安芸区には提携の葬儀場がないため、祖父が暮らしていた矢野の自宅で短時間のお別れを行い、そのまま火葬場へ向かうプランを提案していただきました。
準備はシンプルでしたが、スタッフは祖父の自宅を丁寧に整え、小さな祭壇を設けてくれました。祖父が好きだった矢野の山並みの写真や、若い頃に矢野駅前で商売をしていた時の思い出の品を飾ることで、祖父らしい空間を作ってくれました。
お別れの日、矢野の自宅には家族だけが集まりました。短い時間でしたが、スタッフは丁寧に祖父を安置し、最後のお別れの時間を十分に取ってくれました。祖父が長年住んでいた矢野の近所の方も訪れてくださり、「いつも笑顔で挨拶してくれた」と温かい言葉をいただきました。
火葬場では、スタッフが全ての手続きをスムーズに進めてくれました。シンプルな直葬でしたが、祖父の生き方を尊重し、矢野という祖父が一生を過ごした土地で静かに見送ることができました。日本終活セレモニーのスタッフの心遣いにより、祖父らしい、静かで尊厳のある葬儀を執り行うことができました。




