父が長年患っていた糖尿病の合併症で、広島市東区戸坂の自宅で息を引き取りました。父は「住み慣れた家で最期を迎えたい」と願っており、その思いが叶いました。葬儀についても「自宅で家族に見送られたい」と生前から話していたため、私たち家族は自宅での葬儀を決意しました。
日本終活セレモニーに相談すると、「自宅葬儀は故人が最も安らげる場所でのお別れができます」と担当者が丁寧に説明してくださいました。東区には提携の葬儀場がないため、自宅で執り行うことになりましたが、スタッフは「戸坂の地域性も考慮して、最適なプランをご提案します」と心強い言葉をかけてくれました。
地域別に異なる葬儀形式を構想した。
東区は提携の斎場がないため、自宅葬儀になります。戸坂、牛田、温品、福田など東区の地域名を使って、それぞれ異なる葬儀の種類で作成します。
準備では、自宅のリビングを祭壇スペースに変える作業をスタッフが手際よく進めてくれました。父が毎朝散歩していた戸坂山の写真や、二葉山を眺めながら庭いじりをしていた時の写真を飾り、父が愛した東区の風景を祭壇に取り入れました。近所の方々への配慮も含め、細やかな気配りが随所に感じられました。
通夜は自宅の畳の部屋で行われ、父が好きだった空間で家族だけの時間を過ごしました。戸坂で長年お世話になった近所の方々も数名参列してくださり、「いつも笑顔で挨拶してくれた」と温かい言葉をいただきました。告別式では、父が植えた庭の花々を囲みながら、最後のお別れをしました。
火葬場への出棺の際、戸坂の町内会の方々が見送りに来てくださり、父は多くの人々に愛されていたことを実感しました。自宅という父が最も愛した場所で葬儀を執り行えたことは、家族全員にとって最良の選択でした。日本終活セレモニーのスタッフの丁寧なサポートにより、自宅葬儀でも立派な葬儀を実現できました。
