広島市西区古江・古江ホールでの火葬式

祖母が老衰で96歳の生涯を終えました。広島市西区古江で長年暮らしてきた祖母は、「葬儀にお金をかけるより、家族で美味しいものを食べてほしい」と生前から話していました。高齢で友人もほとんど他界しており、家族で話し合った結果、火葬式を選択しました。

日本終活セレモニーに相談すると、「火葬式でも、故人への感謝を伝える大切な時間です」と担当者が温かく対応してくださいました。古江ホールで短時間のお別れを行い、その後火葬場へ向かうというシンプルな流れを提案していただきました。

準備はシンプルでしたが、祖母が大切にしていた古江の庭で育てた花々を棺に入れることを提案してくれました。また、祖母が若い頃から住んでいた草津の海辺の写真や、古江の商店街での日常風景の写真を数枚飾ることで、祖母の人生を偲ぶ空間を作ってくれました。

お別れの日、古江ホールには家族だけが集まりました。短い時間でしたが、スタッフは丁寧に祖母を安置し、家族一人ひとりが最後のお別れをする時間を十分に取ってくれました。祖母が好きだった唱歌が静かに流れる中、孫たちが手紙を読み、涙しながら感謝の言葉を伝えました。

火葬場では、スタッフが全ての手続きをスムーズに進めてくれ、私たちは祖母との最後の時間に集中することができました。火葬後は祖母の遺言通り、古江の料亭で家族全員で会食を行い、祖母の好きだった料理を囲みながら思い出話を語り合いました。シンプルながらも、祖母の遺志を尊重した心温まる火葬式となりました。

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