広島市南区東雲・東雲ホールでの一日葬

父が心筋梗塞で急逝したのは、秋の夕暮れ時でした。広島市南区東雲の病院で最期を看取った私たち家族は、突然のことで混乱していましたが、父の会社の同僚が以前利用したという日本終活セレモニーに連絡を取りました。

父は生前、「葬儀に時間をかけるより、家族の負担を減らしてほしい」と話していました。また、高齢の母の体力も考慮し、通夜を行わず告別式と火葬を一日で済ませる一日葬を選択しました。東雲ホールを選んだ理由は、自宅から車で10分という近さと、広電の駅からも徒歩圏内というアクセスの良さでした。県外に住む親戚も広島駅から路面電車で来やすく、皆から「わかりやすい場所で助かった」と言われました。

担当者の方は、父が広島港で長年働いていたことを知ると、「東雲は港町の雰囲気があり、お父様らしい場所ですね」と共感してくださいました。父が好きだった海の写真や、若い頃に船で働いていた時の思い出の品を祭壇に飾る提案をしてくれ、父の人生を象徴する素晴らしい演出となりました。

葬儀当日の朝、東雲ホールに到着すると、スタッフが既に準備を整えてくれていました。一日葬という限られた時間の中でも、父との最後の時間を大切に過ごせるよう、細やかなタイムスケジュールを組んでくれました。告別式では、父の同僚が「いつも笑顔で後輩を励ましてくれた」と弔辞を読み、会場は温かい雰囲気に包まれました。

火葬後の会食では、東雲エリアの仕出し店による美味しい料理が用意され、久しぶりに集まった親戚たちと父の思い出を語り合うことができました。一日という短い時間でしたが、内容の濃い、心のこもった葬儀を執り行うことができました。東雲という父が働いた港に近い場所で送り出せたことは、家族全員の心に深く残る思い出となりました。

相談無料お電話はお気軽に
無料通話
資料請求
上側 供花・供物のご注文はコチラ
事前相談・資料請求はコチラ
© All Rights Reserved. 広島市で 葬儀・家族葬なら日本終活セレモニー