一日葬とは?流れや費用、メリットデメリットを解説!
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一日葬とは?流れや費用、メリットデメリットを解説!

一日葬とは、主に仏教形式のお葬式において、通夜を省略し、葬儀だけの一日で済ませるお葬式のことを言います。

もちろん、仏教形式の葬儀だけでなく神道形式の葬儀やキリスト教形式の葬儀、無宗教形式の葬儀においても一日葬は執り行われます。

いずれにしても、通夜や前夜祭といった葬儀(告別式)前日の儀式を省略する方法で「一日だけの儀式」であることから、一日葬と呼ばれています。

一日葬は、式場を使う日数が少ないことから費用を軽減できたり、参列者の負担を減らすことができる一方、参列者や宗教者の理解が必要なこと、思ったより費用は削減できないことなど、注意すべき点があります。

この記事では、一日葬について流れやメリットデメリットをご紹介していきます。

一日葬を検討されている方はぜひ最後までご覧いただき、ご参考にしていただければと思います。

一日葬とは?

一日葬とは、前述した通り通夜(葬儀前日の儀式)を省略して、葬儀の一日だけで済ませるお葬式の事になります。

2010年代後半から徐々に増えつつある葬儀の方法になり、費用を削減できることや、参列者の負担を抑えることができるなどのメリットから、近年急激に増えている葬儀手法になります。

また、一日葬は葬儀の規模を表す言葉ではなく、期間を表す言葉であることから、様々な形式のお葬式において一日葬があり得ます。

具体的な例としては、「仏教形式の葬儀を一日葬で行う」、「神道形式の葬儀を一日葬で行う」、「無宗教形式のお葬式を一日葬で行う」などとなります。

一日葬の流れを解説

一日葬の流れを簡単に解説いたします。

①死去

病院や施設でお亡くなりになる方が大半です。

②搬送

病院や施設で亡くなられた場合、そこに長時間滞在することができないため、早急に自宅や葬儀場などに搬送します。

③安置

日本の法律では死後24時間は火葬ができないこともあり、また、葬儀日や葬儀場所が確定するまで、自宅や葬儀場の安置室などにご安置します。

④打ち合わせ

葬儀の規模や内容について打ち合わせを行います。葬儀プランや返礼品の種類や数量、食事などの手配についてご相談をします。

⑤納棺

故人を棺に納めます。この時に湯灌やメイクを実施することも多くあります。

⑥葬儀・出棺

葬儀式を執り行い、葬儀告別式終了後は火葬場に向けて出棺します。

⑦火葬

葬儀後、火葬場にて火葬を執り行います。

⑧収骨

火葬が終わると遺骨を拾います。

収骨後は、仏教形式の葬儀の場合、葬儀場に戻って初七日法要を営むケースが一般的です。

以上が一般的な一日葬の流れになります。

通常の葬儀(二日葬)との違いは、⑤と⑥の間に通夜があるかないかの違いになり、それ以外の流れは全く変わりません。

一日葬の平均相場は?

一日葬の平均的な費用はどれくらいなのでしょうか?

一般的には、一日葬の場合は30万円~60万円が相場と言われています。

一日葬の場合、「一日しか儀式をしないので普通の葬儀(二日葬)の半分の費用でできるのか?」というご質問をされる方もいらっしゃいますが、同程度の葬儀(二日葬)と比較すると数万円~10万円程度安価であるだけのケースがほとんどです。

理由は、一日葬であっても必要となるものは通常の葬儀(二日葬)とほとんど変わらないためです。

明確に不要になるのが、通夜の日の式場利用料とスタッフの人件費くらいです。

しかし、この式場利用料も葬儀社や葬儀場によっては、祭壇や式場のしつらえなど葬儀前日からセッティングが必要となる場合も多く、削減できないケースも少なくありません。

一日葬のメリット、デメリットとは?

一日葬にはどんなメリットデメリットがあるのでしょうか。

一日葬をご検討されている方は、ぜひ次のメリットとデメリットをよくご覧になり、ご自身に一日葬が適しているのかご検討いただくと良いと思います。

一日葬のメリット

一日葬の最大のメリットは、参列者(遺族も含む)の負担が少ないことがあげられます。
負担というのは、・時間的負担・精神的負担・金銭的負担になります。

通夜がないため参列する時間が葬儀のみになります。
もちろん、遺族は通夜の儀式がなくても故人に付き添われる方も多いため、その場合は時間的負担は削減できません。
しかし、近年は通夜の付添いをされないケースも多く、遺族であっても時間的負担を軽減できる場合もあります。

遺族以外の親族やその他参列者については、葬儀の日だけの参列で良いため、時間や交通費などの負担を軽減することが可能です。

また、遺族は参列者に来ていただくことがありがたいことである半面、悲しみの中において大勢の方に挨拶をするなどの対応は、精神的に非常に疲れるものです。
一日葬の場合、そうした負担は大きく減らすことができることがメリットと言えるでしょう。

また、一般的に“紹介”で来ていただく宗教者の御礼(お布施)は、火葬式(火葬場の炉前だけの読経)・一日葬、二日葬と明確に料金が設定されていることが多く、一日葬の場合はそれだけ宗教者の費用負担を下げることができることもメリットと言えるでしょう。

一日葬のデメリット

一日葬の主なデメリットは次の3つです。

  1. 参列の機会が減るため、葬儀日に都合が合わない方が参列できないことがある。
  2. 親戚の方々にご理解いただけないことがある。
  3. 宗教者に同意してもらえないことがある。

各注意点について、解説します。

①参列の機会が減るため、葬儀日に都合が合わない方が参列できないことがある。

通夜、葬儀と2日間行う二日葬の場合、どちらか都合の付く方に参列できるというメリットもありますが、一日葬の場合は葬儀しか執り行わないため、参列機会が減ってしまうとも言えます。

特に会社関係の方や友人の方などが、日中は都合が付かない場合が多いため、一日葬の場合は参列する機会がなくなってしまう可能性もあります。

②親戚の方々にご理解いただけないことがある。

一日葬は増えてきたとは言え、まだまだ一般的とは言えません。

そのため、「通夜はなぜやらないのだ?」とご親戚の方から苦言をいただいたり、ご理解いただけないケースもあるでしょう。

③宗教者に同意してもらえないことがある。

宗教者によっては一日葬を容認していない方もいらっしゃいます。

特に地方の年配の住職の場合は、そうした傾向が強いと言えるでしょう。

紹介を受けてくる僧侶は問題ないのですが、昔ながらの付き合いがあるお寺の場合は、注意が必要です。

一日葬をするうえでの注意点

一日葬で葬儀を行いたいと考えていらっしゃる場合は、上記のようなデメリットがあることを十分認識した上で決定していく必要があります。

最近は家族だけの家族葬で葬儀をされる方が非常に多いため、①については心配しなくても良い方も多いと思いますが、「②親戚の方々にご理解いただけないことがある。」や「③宗教者に同意してもらえないことがある。」については、地域柄や周りの方のコンセンサスを取ることがとても重要になってきます。

一日葬を検討される方は、そうした部分について問題がないかしっかり注意して進めるようにしましょう。

まとめ

一日葬について流れや費用の相場感、メリットデメリットなどを解説してきました。

一日葬にはいくつかのデメリットがあるものの、近年非常に増えてきている葬儀のカタチです。

少子高齢化かつ長寿命の現代日本社会には、とても適したお葬式のカタチとも言えると思います。

しかし、葬儀は家族だけのものではありませんので、故人に関わる全ての人に悔いのないお別れにしたいものです。

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