終活という言葉がトレンドになっていますが、終活の中でもエンディングノートを重視している方が増えています。
ドラマや映画でも取り上げられることの多いエンディングノートを実際に作成したいと考えている方も多いのですが、実際にどのような内容を記載すればよいのでしょうか?
この記事では、エンディングノートの記載方法について解説します。
そもそもエンディングノートとは一体何?
エンディングノートは、自身の終末期などにおいて、自分の身に何かあった時に備えて家族が様々な判断や手続きを進める際に必要な情報を記載した記録となります。
実際にノートに記載するケースもあれば、現代社会ではスマートフォンなどにしたためることも多いです。
エンディングノートを作成するタイミングや年齢に、厳密な決まりは存在しません。
早い方は、すでに20代からエンディングノートを作成するケースもあるのです。
遺言書との違いは?
エンディングノートと似たものとして、遺言書があります。
遺言書は、遺産相続時に法的な根拠ともなる重要なものですが、エンディングノートにも似た内容を記載することが多いです。
但し、エンディングノートでは基本的に法的効力がないのです。
よって、ご自身の死後の相続手続きなどについて自分の希望を伝えることができても、強制させることはできないので注意してください。
エンディングノートの作成方法
エンディングノートの作成方法としては、以下の点に注意して実施します。
書き方に基本的に決まりはない
遺言書の場合は、定型のフォーマットがある程度決まっており、記載内容に自由度はありません。
一方で、エンディングノートの場合は、法的な縛りもないので自由に書くことが可能です。
市販のエンディングノートを購入して記載するのが一般的ですが、パソコンやスマートフォンで作成することも多いです。
記載内容も自由でよい
エンディングノートには、自身の生年月日や住所などを記載したり、葬儀の形式や遺影について記載するのが一般的です。
また、家族に感謝のメッセージを残すというケースも多く見られます。
他にも、末期状態での治療方針などの意思を示すという方法もあります。
とにかく、決まりはないので自分のスタイルで作成しましょう。
費用面はほとんど気にする必要がない
遺言書の場合には、自筆証書遺言と公正証書遺言の2種類が存在し、それぞれに数万円の費用が発生します。
エンディングノートの場合は、手持ちのスマートフォンなどを用いれば初期費用なしで書き始めることができます。
また、エンディングノート専用のノートなどを購入しても、数千円程度とリーズナブルな費用で書き始めることが可能です。
エンディングノートは早めに書き始めるとよい
エンディングノートは、自分の思いを伝えるのに最適な手段となります。
早めに書き始めることで、より充実したエンディングノートを作成できますよ。
広島の葬儀・お葬式は日本終活セレモニーまでご連絡ください。