葬儀の際には、実際に弔問してていただくだけでなく、供花や弔電をいただくケースも多々あります。
とてもありがたいことであり、故人も喜ぶものとなりますが、いただいたことに対して感謝を述べるのが一般的です。
その方法として、お返しにお礼状を送ることが多いのですが、どのようにして作成すればよいのでしょうか?
この記事では、供花や弔電をいただいた際のお礼状の書き方について紹介します。
お礼の方法はお礼状だけでない
供花とは、故人への供養の気持ちを示すものでありますので、原則としてお返しは不要とされています。
但し、礼を欠くと考える方も多く存在しており、香典返しに対して少し上乗せしてお返しするのがスタンダードな方法です。
ただし、親族からの供花についてはお返しは必要ないと考えるのが一般的です。
また、供花だけいただいたケースでも、会社や複数の方からであれば品物のお礼は不要となります。
もし個人でいただけた場合は、10,000円のお花であれば5,000円程度の品物をお返しするのが一般的となります。
お礼状は1週間以内に出すと良い
お礼状は、概ねいただいてから1週間程度経過した段階で出すようにしてください。
1週間の猶予があればある程度落ち着いた状況下となるので、対応しやすいという点があります。
逆に、1週間を大きく超えて送付するのは失礼に当たりますので、急ぐ必要はありませんが確実に対応することをおすすめします。
お礼状を書く際に注意すべきポイント
お礼状を作成する際には、注意すべきポイントがいくつかあります。
故人の名前を忘れずに記載すること
故人が誰であるかを適切に示すことが、お礼状では重要となります。
亡き○○、故○○儀、亡父○○儀などを文頭に記載するようにしてください。
感謝の言葉を述べる
お礼状は、その名の通り供花や弔電をいただいたことに対してのお礼の意味を込めて送付します。
よって、文面の中にもきちんとお礼の言葉を記載するようにしてください。
また、故人との生前の関わりや親交になどについて感謝の気持ちを入れるとベターです。
略儀であることを記載する
本来であれば、直接対面してお礼を述べることができれば理想ですが、それをお礼状で代用する形となります。
よって、略儀であることを記載することも忘れないでください。
句読点は不要
一般的に、お礼状では句読点は不要です。
最近のトレンドでは、さほど気にしないという方が増えていますが、句読点は入れないのがマナーですので注意してください。
感謝の気持ちを示そう
お礼状は、供花や弔電をいただいたことに対しての感謝を示すものです。
今回紹介した点を含めて、適切に感謝の気持ちを示しましょう。
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