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コロナ葬儀の費用目安について
実際にコロナ葬儀を行う場合、気になるのが費用となります。 従来の葬儀と比較して高いのか、それとも安いのかが気になるものです。 特に、以下の費用が通常の葬儀と異なる場合が多いです。- 火葬費
- 感染予防対策費用
- 特別運搬費用
火葬費
火葬時は、濃厚接触者でない遺族などの方や、火葬従事者と濃厚接触者、そして濃厚接触者同士が、可能な限り接触しないで亡くなられた方の顔を見る場を設定できるように検討することが求められています。 非透過性納体袋に収容されて密閉されているケースであれば、遺体への特別な感染対策は不要となっていますが、非透過性納体袋については適切に管理できるかがポイントです。 他にも、遺体からの接触感染を避けるために、非透過性納体袋を開封しないことが求められています。 必要に応じ、代表参列やオンラインを活用する等のできるだけ対面を避ける取り組みも推奨されている状況です。 以上のポイントに注意すれば、特に火葬費としては通常の葬儀と費用的に大きな違いはなく、以下の費用も含めて相場としては平均20万円〜30万円程度となります。- 寝台車代
- 棺桶代遺体安置費用
- 人件費
感染予防対策費用
葬儀を通じて、感染症予防が入念に行われます。 マスクや消毒用アルコールの設置と利用はもちろんのこと、アクリル板や空気清浄機の設置など、通常の葬儀と比較して費用が発生しがちです。 ただ、最近では葬儀に限らずサービス業などでは上記対策が当たり前となっており、葬儀を通じて数万円程度が増加する程度となります。特別運搬費用
もしコロナでお亡くなりになった方の遺体を搬送する場合、非透過性納体袋を使用するのが一般的です。 また、遺品等を遺体から取り外す場合など、やむを得ず非透過性納体袋を開封するケースでは、感染対策の専門知識を有する者の立会いの下で行うことが推奨されています。 もし、非透過性納体袋が利用できない状況が生じる場合には、搬送時には体液などの漏出や飛散を十分に考慮する必要があります。 通常、葬儀社に搬送を依頼する場合、一定距離までの搬送料金が基本料金となり、一定距離を超える場合は、1kmあたり3,000~5,000円ずつ加算されるのが一般的です。 また、遺体の搬送には搬送料金だけでなく、付帯品一式の費用も必要となり、防水シーツやドライアイスなどの付帯品一式の費用が4万円ほど加算されます。コロナ禍の相場について
コロナ禍における葬儀の相場については、基本的に大きな費用の追加はありません。 火葬式で平均費用相場は約35万円前後というケースが大半です。 火葬式のプラン内容については、なるべく短時間で小規模で行うケースが多いために、必要最低限のみとなり基本的に葬儀会社によって差額は生じにくくなっています。 火葬式の料金としては、公営火葬場か民営火葬場を使用するかで変動し、公営火葬場を利用すると施設利用料を安く抑えることが可能です。 なお、コロナ葬儀では費用に関するトラブルが多く発生しています。 コロナ禍の感染対策などで通常では掛からない費用がさらに追加されて高額請求されるという事例が国民生活センターに寄せられています。 葬儀社との打ち合わせ時は、喪主だけでなく親族などと複数人で行って、申し込む前に見積書で納得できる内容や費用であるかをよく確認してください。コロナ葬儀のプランについて
ここでは、コロナ葬儀の具体的なプランについて解説します。コロナ対応火葬プラン・火葬式特別プラン
日本終活セレモニーでは、コロナ対応している火葬プランと火葬式特別プランをご用意しています。 基本セットとして、以下がセットとなったプランが298,000円(税込)でご利用いただけます。- ご搬送セット(消毒等含む)
- 寝台車(搬送・出棺)
- 納体袋
- ドライアイス
- お棺
- 骨壺
- 骨壺バッグ
- 安置料
- 火葬料
- ラストメイク
- 手続き等対応料