新型コロナウイルスの影響によって、ニューノーマルと呼ばれる今まででは考えられなかったことが当たり前になっています。
葬儀においても同様で、今までは気にならなかったことがコロナ禍だからこそきになるものです。
ここでは、葬儀におけるマナーについて改めて考えていきます。
葬儀自体は行うべき?
コロナウイルス感染防止として有名なのが、三密の回避です。
ソーシャルディスタンスとも呼ばれている三密は、密閉、密集、密接の略となります。
葬儀では、密閉された空間で密集し、密接した会場で行われるのが当たり前でした。
トレンドを見ると、直葬は減少傾向にあり、家族葬や一日葬、一般葬のような少人数かつ短時間で執り行われる葬儀が主流となっています。
また、今後についても葬儀の規模は縮小すると考えている方が多数を占めており、葬儀自体は行うとしても、小規模化が進むのは間違いない状況です。
小規模で執り行うにしても、アルコールの設置や三密を回避するような工夫が必要です。
オンライン葬儀はあり?
三密を避けて葬儀を行う方法として注目されているのが、オンライン葬儀です。
オンライン葬儀とは、葬儀の模様をインターネット中継して、弔問や会葬、供花、弔電の受付、香典の預かりなどもすべてオンラインで完結できるサービスとなります。
まるで本当に葬儀に参列しているような形で執り行えるとあって、高い注目を集めています。
ただ問題となるのが、まだまだオンライン葬儀に対応している葬儀会社が少ないという点です。
特に、地方の葬儀会社では普及しているとは言い難いというのが実情です。
また、高齢者の場合はオンライン葬儀に参列したい場合でも、スマートフォンなどのデバイスを持ち合わせていなかったり、操作方法が難しいなどの問題点もあります。
マスクは外して参列すべき?
葬儀に参列する際に気になるのが、マスクを外すべきかどうかです。
感染予防のためにマスクをするのが一般的ですが、一方で失礼に当たると考えている方も多く見られます。
実際には、葬儀会場ではスタッフを含めてマスクを着用していますし、むしろ周囲の方々の感染リスクを避けるという意味でも着用するのがマナーです。
ただし、可能な範囲で焼香時は外したほうが良いでしょう。
また、通夜ぶるまいや精進落としなどで食事をする際には、会話をするタイミング以外は外しても構いません。
なお、マスクのカラーリングはカラフルなものは避けて、無難に白を選択するようにしてください。
マナーをしっかり守ろう
コロナ禍において、普段はあまり行わないようなオンライン葬儀や、葬儀時のマスク着用なども選択肢の一つとなります。
ただし、マスクのカラーリングなど最低限のマナーを守る必要があります。
正しくナマーを守り、故人を偲んでください
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